総合診療専門医コース とは
(JPCA 新・家庭医療専門医 連動4年コース)
2015年春、滋賀の診療所、京都の中小病院、大阪の大病院の3府県の医療機関がつながり、関西で家庭医・総合診療医を育成するための後期研修プログラムが始動しました。
関西の地で家庭医・総合診療医を目指すあなたのために…。
「関西家庭医療学センター 総合診療専門医コース」は、日本専門医機構認定「総合診療専門医」を関西にて取得できる後期研修プログラムです。また、4年間の研修後は日本プライマリ・ケア連合学会認定「新・家庭医療専門医」も併せて取得することができます。
当コースの最大の特徴は、滋賀の診療所、京都の中小病院、大阪の大病院という関西各地に及ぶ医療機関の多様性です。各教育施設には、北海道家庭医療学センター(HCFM)をはじめ、飯塚病院総合診療科、洛和会音羽病院総合診療科・救急救命センター、福知山市民病院、神戸中央市民病院小児科等で経験を積んだ指導スタッフが常駐しているので、4年間の研修の中で診療所家庭医と病院総合診療医の双方の能力を高いレベルで習得することができます。研修全体のプロデュースは、家庭医の養成で長年にわたり確かな実績をあげているHCFM所属の指導医(松井善典 医師)がプログラム責任者として行います。 “家庭医として生きる(=生涯働き続けられるためのアイデンティティ形成)”ための継続的な教育セッションを行い、家庭医療学の理論的基盤の形成、症例を通した議論、振り返りの機会を、4年間を通して切れ目なく提供しています。系統講義、ポートフォリオ指導、評価方法などはHCFMと連携して実施し、定期的なメンタリングがあります。振り返りでは個別的なフィードバックとキャリア開発を受けることができます。

